トーマの心臓

冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。
トーマ・ヴェルナー。
そして、ユーリに残された1通の手紙。
「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。
信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。
透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。
今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。

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コメント

  1. user より:

    言わずとしれた元祖少年愛漫画。
    BL・少年愛を語る上で欠かせない作品であると個人的に思っていました。
    やっと読めた!

    ***
    少年同士の愛の話なのに、少女漫画らしいすごく綺麗な話でした。

    漫画なのに全てが詩的で、文学的。
    合間合間に描かれる、花びらや天使の羽根が舞う暗喩的な心理描写。

    少年だからこその危うさ、少年たちだからこその愛し方。
    少年同士だからこそ名作なんではないかと思いました。

  2. user より:

    2018.9.21読了
    ☆3

    図書館で借りた。

    なかなか感情移入がしにくいテーマだった。

  3. user より:

    読了:2015/5/6

    難しい…。

    なんかやっぱり、乳幼児期の育ての愛というものが欠損してるからなのか…他人への愛というものが深く理解できない気がする。

    ただ雰囲気は好きだった。

    だれも愛していないの
    それで生きていけるの…?これからもずっと…?
    というトーマの問いが心に刺さった。

  4. user より:

    物語も、言葉も、描線も、聞こえるはずのない音楽も、全てが美しい。
    トーマのか与えた愛、エーリクの愛、オスカーの愛、そして神への愛。

    愛、というのは永遠のテーマであり語り尽くされることも描き尽くされることもなく、完全なる定義はきっとあたえられない。
    でも、『トーマの心臓』は、愛というものに1つの輪郭と答えを与えている。
    それは完全ではなく、あくまで1つの輪郭に過ぎないのだけど。

  5. user より:

    ギムナジウムものでよくあるテーマであるイニシエーション
    萩尾望都の描く少年たちは瑞々しくて大すき
    もういちど読んでからレビューを書く
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