
冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。
トーマ・ヴェルナー。
そして、ユーリに残された1通の手紙。
「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。
信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。
透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。
今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。
萩尾望都
冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。
トーマ・ヴェルナー。
そして、ユーリに残された1通の手紙。
「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。
信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。
透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。
今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。
コメント
ってなる。
きっと息を止めて読んでいたんだ。
実際トーマはほとんど出てこないのにものすごい存在感。
トーマが伝えたかったことを理解するのが難しかったけども
とてもきれいで切ないお話だった。
著者の初期の代表作のひとつとされています。
13歳のトーマ・ヴェルナーは、ユーリことユリスモール・バイハンという少年に一通の遺書を残して自殺します。
かねてからトーマは、ユーリに好意を伝えていたのですが、ユーリはトーマの好意を拒みつづけていました。
そこへ、トーマにうり二つのエーリク・フリューリンクという少年がやってきます。
破天荒なエーリクの登場によってギムナジウムは騒々しくなりますが、そんな彼に対してユーリはいつまでも冷たい態度をとりつづけます。
最初は、ユーリのことを疎んじていたエーリクですが、ユーリと同室のオスカー・ライザーという大人びた少年やクラスメイトたちとの交流を通じて、しだいにユーリの心の奥にひそむものに魅かれるようになっていきます。
物語が進展するにつれて、エーリクの母が死に、オスカーの親にまつわる秘密が明かされるなどのエピソードを通して、登場人物たちの心の襞がしだいに細やかにえがき出されていきます。
そしてクライマックスでは、ユーリがトーマに引かれていながら、悪魔主義者であるサイフリート・ガストという上級生に誘惑され、トーマの愛を受ける資格をうしなったと感じ、みずから心を閉ざしていったことが明らかになります。
少女マンガ史において隠れもせぬ名作と評価される本書ですが、たしかに登場人物たちの心情の細やかさには目を瞠らされました。
(というか押し付けられた)一冊。
マンガは好きなのでとりあえず読んでみたけど、
主題が結構難しい…と私は思いました。
ある人を救うために、自ら命を投げ出すということが
描かれているのだと思います。
男子学校が舞台なので、そっち方面の描写も少々あります。
それがちょっとね~~と言ってた人もいたので★マイナス1に
しました。
でも信仰をもって読んでみると、色恋沙汰でなく
かなり深い話なのかなという気がしています。
昔にも読んだことがあったのですが、
全然理解出来てなかった事に愕然。
。
。
もう一度萩尾作品読み直そうかな。
。
。
少年のリボンタイとか、全寮制とか、つまりギムナジウム好きには元祖と呼べる作品なのでしょうか。
年代を感じさせる独特な画風ですが、繊細で美しく世界観に惹きこまれました。
物語も続きが次々知りたくなる展開で飽きさせません。
少年たちの日常に垣間見る心の移り変わりや愛に、特に最後に感動しました。