トーマの心臓

冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。
トーマ・ヴェルナー。
そして、ユーリに残された1通の手紙。
「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。
信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。
透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。
今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。

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コメント

  1. user より:

    もう一度、初めからじっくり読み返したい!

    すごく切なくて綺麗でした。
    オスカー好きだ。

  2. user より:

    愛と許しについて。

    ユーリが一人で行ってしまったのは、納得しつつも寂しいなあ。
    別にシュロッターベッツから去らんでもいいやん…。

    シドさんの愛の深さに胸打たれる。
    身ひとつで雪まみれのサンタみたいになって飛んできたとことかほんまに(;_;)
    これはユーリの物語やったけど、幸薄そうなオスカーとシドさんもうんと幸せになってほしい。

    しかしこれが40年近く前の発行とは。
    萩尾望都は偉大なり…

  3. user より:

    超破壊的な説明をすればBLなんですが.....。

    ごめんなさい全然違いますね....。

    キリスト教の自己犠牲の教えを良く学べる漫画、という説明はwikiとかにあるんですが、それだけでなく登場人物の心理描写だとかが凄く豊かで良いです。
    ここまで心の動きを描いている作品も珍しい。

    自己犠牲を描く上で、男の子同士というのは形として一番良かったように思いました。
    男の子と女の子、では表現しきれなかった部分がやはりあったのかな。

    漫画として秀逸だし、セリフも良い。
    文学作品としても良い。

    こういう良い作品は珍しいです。

  4. user より:

    近所の古本屋さんに出てきた通知をみてまた読みたくなって速攻で買いに行った。
    この内容がこの表現で70年代に出てきたんだよな…行間がものすごく多い。
    ストーリーもだけど情景や心理描写なんかももう文芸、純文。
    久々に読んで、大昔に読んだときはたいして読み取れてなかったなと思った
  5. user より:

    考えさせられるマンガだった。
    ボーイズラブ・ヨーロッパにおける差別の構図・愛するということと愛の変遷など深遠なテーマが作品内にちりばめられていた。
    一回読むだけでどっと疲れるけれど、その分とても読みごたえがあって頭をフル回転させられる。
    とてもよいマンガだった。
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