トーマの心臓

冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。
トーマ・ヴェルナー。
そして、ユーリに残された1通の手紙。
「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。
信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。
透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。
今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。

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コメント

  1. user より:

    懐かしく一気読みしました。

    昔にも読んだことがあったのですが、
    全然理解出来てなかった事に愕然。

    もう一度萩尾作品読み直そうかな。

  2. user より:

    萩尾作品の有名な「トーマの心臓」。

    なんかよくわかんないけど、「すごい」ということだけは理解できる。

    哲学的というか、なんというか。

    言葉に上手くできないけど、心にとても印象を残す作品だった。

    モヤモヤした感じと晴れ上がったような気持ちとか交錯して変な感じ。

    どなたかの感想で「サイフリートは創世記でいう蛇のような存在」のコメントになんとなく腑に落ちた感じだった。

  3. user より:

    これを読むのと読まないではなんかいろいろ変わると思う、同性愛で片付けるのはいかがなものか。
  4. user より:

    名作の誉れ高い作品なのでとりあえず。

    安野モヨコさんも推してたし。

    最新マンガは無理でも、年代物は図書館にあるんだね~。

    母の分のカードも使うと、三週間で20冊借りられるし入り浸る訳です。

    ベル薔薇やガラスの仮面に通じるキラキラタッチ。

    酔えないけど、耽美でした。
    宝塚っぽい。

  5. user より:

    神様みたいな本だった。

    なにかを愛することってどうしても自己愛の裏返しになってしまうけど、トーマの愛は違う。

    冒頭の彼の遺書が、本編を読む前と後とでこんなにも意味合いが変わってくるとは思わなかった。

    「彼はぼくを死んでも忘れない」ということ、「彼の目の上にぼくがずっと生きている」ということ、そのおかげでユーリはこれからどれだけ心安らかに生きていけるか、トーマは全部分かったうえで彼に翼を捧げたんだ。

    代わりのいない人間なんていないってずっと思ってた。

    確かに「物質」的にいえば人間の代わりなんていくらでもいるかもしれない。
    私と似た顔、似た声、きっといくらでもいる。

    唯一代わりのきかないものは「思い」なんだ。

    オスカーにしか、エーリクにしか、ユーリにしか、そしてトーマにしか抱けない思いの形があって、その思いが人に向うことで、その人でしか満たされない「思い」がまた生まれていく。
    そうやって人はゆっくりと自分が存在する意味をみつけていくんじゃないかと思う。

    真実の愛なんて存在しないってここ最近ずっと思ってたけど、すくなくともここには、この本の中だけにはあった。

    現実にもあってくれ~

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