トーマの心臓

冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。
トーマ・ヴェルナー。
そして、ユーリに残された1通の手紙。
「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。
信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。
透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。
今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。

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コメント

  1. user より:

    大泉サロン関連本初読み1974年S49週刊少女コミック連載開始。
    初回読書アンケート最下位で打ち切り危機を
    乗り越えての誕生秘話。
    独ギムナジウム(寄宿学校)が舞台。
    ユーリに想いがあったトーマがある冬の朝死亡する、黒髪のユーリ、両親がいないオスカー、トーマにソックリマザコン転入生エーリク。
    人間の愛をキリスト教と絡めて問う少女マンガを超えたまるで小説のような作品同じギムナジウム竹宮惠子さん少女マンガ革命少年愛「風と木の詩」とは世界観違いを感じました。

     

  2. user より:

    読了:2015/5/6

    難しい…。

    なんかやっぱり、乳幼児期の育ての愛というものが欠損してるからなのか…他人への愛というものが深く理解できない気がする。

    ただ雰囲気は好きだった。

    だれも愛していないの
    それで生きていけるの…?これからもずっと…?
    というトーマの問いが心に刺さった。

  3. user より:

    読了日は推定

    小5の時は理解できませんでした

    色々な意味で美しいです

  4. user より:

    きっとこのお話は深くて美しい話なのだろうけれど、一度読んだだけでは解釈が難しい。

    文学的な作品なんだと思った。

    ネットで解釈を調べてから再読すると新たな発見があるかも。

    最後までユーリの胸の内を身近に感じられなかった事が読み込めなかった理由かもしれない。

  5. user より:

    友人からの薦めで読みました
    萩尾望都作品を読むのは、二作目です。

    トーマの死の意味にようやく気がついたとき、雲間から光がさすような、暗く長いトンネルから抜けたような、柔らかでいて強烈な衝撃でした。

    そして私は冒頭のページを開き直しました。

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