
高校時代、アマチュア無線が唯一の楽しみだった冴えないサラリーマンの大河内寿三郎(おおこうちじゅさぶろう)は、顔も名前も知らないかつての交信仲間の女性を忘れられずにいる。
そんなある日、社内の間違い電話から、彼女によく似た声を聞き…。
ちょっとワケありな男女の恋を描いた恋愛傑作集。
西炯子
高校時代、アマチュア無線が唯一の楽しみだった冴えないサラリーマンの大河内寿三郎(おおこうちじゅさぶろう)は、顔も名前も知らないかつての交信仲間の女性を忘れられずにいる。
そんなある日、社内の間違い電話から、彼女によく似た声を聞き…。
ちょっとワケありな男女の恋を描いた恋愛傑作集。
コメント
運命を感じてしまう。
好きだ。
『海の満ちる音』は姉の結婚のプロトタイプだと思えた。
今回は給湯室で髪の毛洗って髪から水が滴る一コマ(P110の一番下)
嗚呼、知っている、美しい仕草を知っている。
表題作がとても好き。
美少女設定の女子がホントにキラキラふわふわでかわいくて
残念な割に色気のあるイケメン男子は、給湯室の背中がヤバイ。
この方の書かれるお話はゆったりしたテンポでの
しっとりとか暗めの内容が多いので、主人公達は多少おバカな方が
読んでる方は救われていいと思うのです。
たまにズドーンとくる短編もあるので、それはちょっと苦手。
あとこの本は表紙がすっげー素敵です。
ギャグとシリアスの配分が絶妙っていうか……やっぱり好きだわ、この人の作品。
どれも甲乙つけがたく、全部好き。
登場人物たちみんながコンプレックスや儘ならない事情を抱えているけれど、ちょっとしたきっかけや偶然、人との出会いで、それらを消すことはできなくても前向きになれるのだなぁと思わされる。
みんなリアリティーがあって色っぽく、魅力的だった。