感謝知らずの男 萩尾望都 2024.10.05 不眠症に悩むダンサーのレヴィ。安らぎを求めて引っ越した先の隣人は!ナイーブな青年の内面を描いた人気傑作シリーズ。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
萩尾先生の漫画を読むにはある種の覚悟がいる。 大人になってからじゃないとなかなか読めない。それくらい鋭い。 思春期に読むには、同じ周波数とか揺れを持ってなきゃいけない。 じゃないと帰ってこれない。そんな気がする。
バレエ・ダンサーの青年レヴィを中心に、何人かの登場人物たちによって構成される連作短編集です。 「感謝知らずの男」は、人と容易に打ち解けることのできないレヴィが、隣人になったモリスとミリーのカップルのおせっかいに困惑させられる話です。ほかに、レヴィのバレエを踊るすがたに魅せられて彼をモデルにしたいと申し出た写真家のアーチーと、その恋人だったガブリエラとの関係の変化をえがいた作品や、オリバーとローズマリィの恋をえがいた作品などが収録されています。 レヴィが主人公の4編にくらべると、あとの2編はややコミカルな雰囲気が強いようにかんじます。どちらもたのしんで読むことができました。
コメント
こっちはどこかアンニュイ…
大人になってからじゃないとなかなか読めない。
それくらい鋭い。
思春期に読むには、同じ周波数とか揺れを持ってなきゃいけない。
じゃないと帰ってこれない。
そんな気がする。
表題作も秀作だが、『狂おしい月星』は帰らない青春のひとときを描いた佳作。
若い人にぜひ読んでほしい。
まだ持ってる
あんたが
くれたものを
ハイド・パークの
会話
ばかばかしい
ニースの別荘の
ワナに はまった夏
レンズの
向こうの
テレパシー
「感謝知らずの男」は、人と容易に打ち解けることのできないレヴィが、隣人になったモリスとミリーのカップルのおせっかいに困惑させられる話です。
ほかに、レヴィのバレエを踊るすがたに魅せられて彼をモデルにしたいと申し出た写真家のアーチーと、その恋人だったガブリエラとの関係の変化をえがいた作品や、オリバーとローズマリィの恋をえがいた作品などが収録されています。
レヴィが主人公の4編にくらべると、あとの2編はややコミカルな雰囲気が強いようにかんじます。
どちらもたのしんで読むことができました。