感謝知らずの男 萩尾望都 2024.10.05 不眠症に悩むダンサーのレヴィ。安らぎを求めて引っ越した先の隣人は!ナイーブな青年の内面を描いた人気傑作シリーズ。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
萩尾望都さん、竹宮恵子さん、名香智子さん、木原敏江さん、山岸凉子さん、森脇真末味さん、花とゆめ、LaLa、プチフラワーを踏まえてから、いわゆるオリジナルJUNE漫画系を手に取り、現在のリアルBLで舞い戻る、と言う段階を踏んでいる私ら世代は恵まれてるんじゃなかろうか。悶々としている思春期に、ど真ん中ド直球描写ではなく、匂い立つもので悶々さに拍車をかけて想像力を豊かにして貰い、割と肝が座ってくる大人になってからBLを与えられると言うのは。思春期でいきなりBLが目の前にあるのは幸運のようでそうじゃないかもなぁ、見えそうで見えない、判りそうで判らない所を想像力爆発させる、と言う経験はさせて貰えてないかもしれんね。豊潤に与えられると感覚は鈍麻する、それは自分の肉体に欲するがままにジャンクフードを与え続けて肥え太るのに似ている。溜まってしまう脂肪は「余分」でしかない。人は飢えているくらいが丁度いいと思う。摂取しても捨てる選択肢を持つ、食べたら食べ多分運動すればいい、と言うのに似てはいまいか。 主人公のレヴィの存在感そのものが今で言うところのBLなのである。カップリングの塩梅や、シチュエーションではなく、人物そのものが…
萩尾先生の漫画を読むにはある種の覚悟がいる。 大人になってからじゃないとなかなか読めない。それくらい鋭い。 思春期に読むには、同じ周波数とか揺れを持ってなきゃいけない。 じゃないと帰ってこれない。そんな気がする。
コメント
悶々としている思春期に、ど真ん中ド直球描写ではなく、匂い立つもので悶々さに拍車をかけて想像力を豊かにして貰い、割と肝が座ってくる大人になってからBLを与えられると言うのは。
思春期でいきなりBLが目の前にあるのは幸運のようでそうじゃないかもなぁ、見えそうで見えない、判りそうで判らない所を想像力爆発させる、と言う経験はさせて貰えてないかもしれんね。
豊潤に与えられると感覚は鈍麻する、それは自分の肉体に欲するがままにジャンクフードを与え続けて肥え太るのに似ている。
溜まってしまう脂肪は「余分」でしかない。
人は飢えているくらいが丁度いいと思う。
摂取しても捨てる選択肢を持つ、食べたら食べ多分運動すればいい、と言うのに似てはいまいか。
主人公のレヴィの存在感そのものが今で言うところのBLなのである。
カップリングの塩梅や、シチュエーションではなく、人物そのものが…
確固たる画力に裏づけされた迫力というか、説得力がある。
「現代っ子」って感じ。
バレエを題材にした話。
面白かった!
表題作も秀作だが、『狂おしい月星』は帰らない青春のひとときを描いた佳作。
若い人にぜひ読んでほしい。
大人になってからじゃないとなかなか読めない。
それくらい鋭い。
思春期に読むには、同じ周波数とか揺れを持ってなきゃいけない。
じゃないと帰ってこれない。
そんな気がする。