ローマへの道

頭角を現していく同期生に焦りを覚えるダンサー・マリオ。
彷徨する青年の心の軌跡をドラマチックに描く長編ロマン。

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コメント

  1. user より:

    萩尾望都さんのバレエ漫画が好き。

    バレエ漫画って言うと、ライバルとの対決とか、先生との恋愛なんかに焦点を置きがちだけれど、これは人間模様が描かれている。

    バレエダンサーの主人公マリオの心の葛藤と成長。

    萩尾さんの精密な線で描かれたコマ一つ一つから音楽が聞こえてきそう。

  2. user より:

    高いプライドと野心に嫉妬心が加わり、哀れなほど空回りしているマリオ。
    育ての母の死をきっかけに打ち明けられた家族の秘密が、スランプへ入り口となりマリオを苦しめる。

    押さえられない衝動として恋人のラエラに手を上げるシーンが何度も出てきて、マリオのメンタルの弱さが執拗に描かれる。
    そうしてターニングポイントとなる「愛を学ばなかった」という台詞。

    満を持して登場したマリオの実母に驚いたのは私だけじゃないと思う。
    老人ホームにいるって言葉から、白髪の老婆かと思えばこざっぱりとした性格のオバサンで。

    実の母との再会で愛を知るって、育ての両親の存在ってなんだったんだろう。
    義両親だって愛情をもって接してきたのに、愛を知れなかったのは当たり前として受け取らなかったマリオ自身の問題なんじゃ?
    その家庭から愛を学べずラエラへの暴力に走ってしまったという結論のつけ方は納得できない。

    バレエ・コレクションと銘打たれ、バレエ作品のみを掲載したこの一冊ではロットバルトが好き。
    3作とも人間を丁寧に描いた作品でした。

  3. user より:

    萩尾望都は癒しと許しを描くから好きなんだ、読んでしまうんだ・・と気がついた。
    自分自身も許されたいと思っているから・・。
  4. user より:

    バレエの美しさ、競争の大変さ、嫉妬、過去の辛さに向かい合い自分を表現して初めていいものが生まれる、愛。
    これらを混ぜた物語。
  5. 親子の確執を描き続けるモー様

    バレエと親子の確執を描いている。
    ローマへの道っていう作品あるね。
    主人公はローマに生き別れの母親が住んでる。
    彼にとってローマへの道は険しい。
    巧みなストーリーと美しい絵に感動。
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