ゴールデンライラック

ライラックの茂みの中で始まった、ヴィーとビリーの幼い恋。
しかし幸福は不意に終りを告げ、第1次対戦の暗い渦が時代を覆う。
失意の日々、見上げる空には希望のありかをさししめすかのように、いつも飛行機が高く飛んでいた……。
傑作長編の表題作ほか、世紀末ロンドンを舞台に錯綜する恋愛劇が進行する「ばらの花びん」、少年と青い瞳の少女の時を超える悲恋物語「マリーン」を収録。

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コメント

  1. user より:

    少女コミックに三回に分けてこの作品が発表されたとき、私はまだ小学中学年だった。
    それでも、今読み返してみて、大方の本質を理解していたと気づくことができた。
    小学生も侮れない。

    『風とともに去りぬ』を読んだときにどことなく既読感があったのはこの作品に出会ったのが先だったからだろう。
    しかしスカーレットと決定的に違うのは、金のために結婚した夫を、彼女は彼女なりに愛したことだ。
    きりきりと柳眉をあげて難局を乗り越えるヴィーの表情が秀逸。
    萩尾望都の絵の巧さにあらためて感動した。
    この頃の絵柄が一番好きだったな。

  2. user より:

    読んだ日:2006/05/23
    買った日:2006/05/23
    買った所:BOOK・OFF武蔵新城店
    値  段:\\105
  3. user より:

    ヒロインのキャラクターやエピソードが『風と共に去りぬ』を彷彿とさせる表題作と、やはり部分的に『風とともに去りぬ』っぽい(「私はまだ若いのに喪服を着なきゃならないなんて!
    」ってあたり。
    )『ばらの花びん』、そして、今里孝子さんが原作の『マリーン』の3作を収録した1冊。

    『風と共に去りぬ』はあちらの方があちらの女性を描いているから実感的だけど、日本人が海外を舞台に長編恋愛ドラマを描くとそれはやはりファンタジーになっちゃうような気がする。

    その現実と虚構の隙間を上手に紡いで物語にしているのが、萩尾さんの魅力なのかなぁ~。

    らじ的には、ややギャグ的要素のある作品のほうが生き生きしているように思うんだけど…。

  4. user より:

    第一次世界大戦の時代が舞台のお話です。
    こちらはイギリスの話。
    ヴィクトーリアとビリーのドラマティックラブストーリーでなんだか映画を見ているような話の流れだった。

    この文庫には表題作のほかに「ばらの花びん」と「マリーン」という短編漫画が入ってるんだけど、私はこっちの方が好きかも。

    とくに「ばらの花びん」、ドタバタした感じが面白かった。

    「マリーン」はラブストーリーなんだけどミステリアスなお話で面白かったです。

  5. user より:

    バラエティに富んだ作品集!

    小さい子から思春期、大人の描き方が抜群に上手い!

    本当に愛し合える人が必ずいるんだけどすぐには気がつかないし一緒なれるとは畫らない。
    漫画でも現実でも…それでも人を愛さないといけないのよね~

    ぜひ~

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