ウは宇宙船のウ

ぼくたちはロケットが大好きだった。
土曜日の朝の宇宙空港、爆音とともに大空へ消えゆく光点。
いつかあのロケットで星の海を渡っていくことを、ぼくたちはずっと夢みていたのだった…。
少年たちの宇宙への憧れに満ちた表題作をはじめ、深海の闇にまどろむ恐竜を100万年の時を越えてよびさます「霧笛」、万聖説の宵は妖魔たちの饗宴「集会」など、レイ・ブラッドベリの傑作短編を萩尾望都が描く、珠玉のSFポエジー全8編。

レビューを見る

購入・お申し込みはこちら

コメント

  1. user より:

    レイ・ブラッドベリのSF小説を漫画化。
    喜びの裏側にある悲しみを感じるお話でした。
  2. user より:

    宇宙局に勤めることを夢見る少年たちを描いた表題作ほか7作の短編集。

    男の子が主役の物語が多かったように思ったけれど、実際は少し多いって程度でした。

    それだけ男の子が主役のお話のほうが印象的ってことなのかな…。

    異星人とおぼしききのこが人間をじわじわとあやつっていく『ぼくの地下室へおいで』は「へぇ~…」って感じだったけど、さすがに大人の対応が遅すぎる『泣き叫ぶ女の人』とかは「そこまで大人はダメじゃないと思う。
    」って気がしました。

  3. user より:

    レイ・ブラッドベリの短編小説をモー様が漫画化。

    どれもこれもせつない。

    霧笛が凄く悲しい…。

  4. user より:

    面白いといえば面白いんだけれど、こういうSFってちょっと苦手。
    ブラッドベリって、きっと好みが分かれる作家なんだろうな。
    後味が寂しい作品が多いような気がする。
    それにしても『R IS FOR ROCKET』の邦題が『ウは宇宙船のウ』とは、ストレートすぎではなかろーか。
    原作ではたぶん本文のなかでRをかけているんだろうが。
    (2007-09-07L)
  5. user より:

    レイ・ブラッドベリの作品をもとにした短編8編を収録しています。

    表題作の「ウは宇宙船のウ」と巻末の「宇宙船乗組員」は、SF色の強い作品です。
    もちろん短編なので、凝った世界設定などに読みどころのある作品ではなく、地上につなぎ留められた人間が広大な宇宙に夢を馳せるロマンティシズムが表現されています。

    「泣きさけぶ女の人」や「ぼくの地下室へおいで」は、幻想的な結末が印象的な作品です。
    こうしたテイストの短編といえば、おなじく「二十四年組」の一人である山岸凉子の得意分野という印象が強いですが、本書の作品は緊迫感が若干控えめな一方、抒情性が強く現われているように感じられます。

タイトルとURLをコピーしました