イグアナの娘

その日、生まれてきたのはとても可愛い女の子だった。
だけどなぜか母親の目には、その子の姿がイグアナに見える…。
母と娘の間に横たわる愛と憎しみの葛藤を描いた表題作ほか、両親にスポイルされた少年が人生をみつけるために戻らなければならなかった場所「カタルシス」、アバンチュールへの一瞬の迷い「午後の日射し」、コミックス未収録の短編「帰ってくる子」など6編の異色傑作集。

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コメント

  1. user より:

    小学生の頃に人生で初めて読んだ萩尾作品です。

    コドモのときは、母親から愛されない主人公にただただ同情し、理不尽な話だと捉えていました。

    でも今(22歳)は、大嫌いな自分にそっくりなもの(娘)を愛せない母親の心情、何となく分かる気がするのです。

    それはきっと容姿の面だけではありません。

    そっくりな容姿を通じて、娘の中に自分の内面を見ていたのではないでしょうか。

  2. user より:

    思わず泣いてしまいました。
    他の作品も、人間の、深い(ドロドロした感じではなく、他の人にはわからないけど本人にとってはとても深刻といったような)感情的な部分に触れていて、大変おもしろかったです。
    お気に入りの本です。
  3. 母親が怖い人へ

    ヤバい母親を描かせたら天下一品な萩尾望都の業が詰まった短編集。

    歪んだ愛情や凝り固まった価値観を持つ母親を変えることはできない。
    変えられるのは自分だけと気付かされる。

  4. user より:

    たぶん一般的に「この物語はすごい」と言われているよりも、もっともっと深くすごいと思うのだ。
    「イグアナ」だから怖いんじゃないんだよ。
    「愛されない」から凄まじいんじゃないんだよ。
    鏡だ。
  5. user より:

    妹が購入。
    読了後、「これ凄いよ、読んでみて。
    」というので読了。

    ドラマ化されたこともあり、タイトルと多少の内容は知っていたものの…ここまで重い話だとは知らず…何にも言えない…というのが、正直な感想です。

    なんというか、心理学の教科書を読んでいるようでした…。

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