A-A’ 萩尾望都 2025.12.14 惑星開発プロジェクトにやってきたアディは事故死した本体にかわり配属されたクローンだった…!宇宙を舞台に、変異種ゆえの悲哀と愛を描いた表題作はじめ「X+Y」「4/4カトルカース」の連作を含む全6編。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
「一角獣種」と呼ばれる、特徴的な髪色をした登場人物たちが主役を務める短編作品6編を収録しています。 表題作「A-A’」は、惑星開発プロジェクトのメンバーだったアデラド・リーが事故で亡くなってしまい、彼女のクローンがあらたなメンバーとしてやってくる話です。アデラドの恋人だったレグ・ボーンは、クローンとなって帰ってきた彼女と打ち解けることができず苦しみますが、しだいに二人の心に変化が生じることになります。 「一角獣種」の登場人物たちはいずれも感情の動きを表面に出すことがすくなく、そうした彼らに戸惑いながら、自分自身の感情に駆られていく周囲の人びととの対照が印象的でした。
キューンって、すっごく切ない気持ちになった。ポーとかトーマの切なさとはまた違うくて…。作中に出てくる特殊な種族について文章で説明があるだけでなく、赤いたてがみをチャームポイントにすることで、孤独で危うくて情熱的なキャラを前面に押し出している。こんなに上手に読者に自分の持っているキャラコンセプトを伝えられる漫画家はそういないですよね。天才っているもんだなぁ
コメント
〔一角獣種〕と〔カレイドスコープ・アイ〕。
「A-A’」もいいけど、「X+Y」と「きみは美しい瞳」が特に好き。
表題作「A-A’」は、惑星開発プロジェクトのメンバーだったアデラド・リーが事故で亡くなってしまい、彼女のクローンがあらたなメンバーとしてやってくる話です。
アデラドの恋人だったレグ・ボーンは、クローンとなって帰ってきた彼女と打ち解けることができず苦しみますが、しだいに二人の心に変化が生じることになります。
「一角獣種」の登場人物たちはいずれも感情の動きを表面に出すことがすくなく、そうした彼らに戸惑いながら、自分自身の感情に駆られていく周囲の人びととの対照が印象的でした。
ポーとかトーマの切なさとはまた違うくて…。
作中に出てくる特殊な種族について文章で説明があるだけでなく、赤いたてがみをチャームポイントにすることで、孤独で危うくて情熱的なキャラを前面に押し出している。
こんなに上手に読者に自分の持っているキャラコンセプトを伝えられる漫画家はそういないですよね。
天才っているもんだなぁ
とても幻想的な世界が広がります。
『一角獣種』という人種が登場する、『X+Y』という短編がお気に入りです。