A-A’ 萩尾望都 2025.12.14 惑星開発プロジェクトにやってきたアディは事故死した本体にかわり配属されたクローンだった…!宇宙を舞台に、変異種ゆえの悲哀と愛を描いた表題作はじめ「X+Y」「4/4カトルカース」の連作を含む全6編。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
記憶と傷をめぐって綴られる『A-A’』の緊密・厳格な構成、突きはなしの残酷さには圧倒されます。萩尾望都の短編では『半神』と双璧をなす、と言えるのではないでしょうか。全作品中でも最も好きな掌編です(アデラド・リーが綾波レイのモデルだという噂は本当なのかな)。 短編好きとしては最後の『きみは美しい瞳』もたまらないものがあります。
作品集が出た時に萩尾望都さんの作品を一気に読んだのですが、その中でもこのA -A‘は特に心を揺さぶられました。切ない感情と共に、これは私だ、と思ったことをすごくよく覚えています。自分の中にある物事の良し悪しや、常識を激しく揺さぶってくる萩尾望都作品は、若かった私に、ままならない物事やファジーなままであり続けることなど、新しい価値観を植えつけたんだと思います。
コメント
萩尾望都の短編では『半神』と双璧をなす、と言えるのではないでしょうか。
全作品中でも最も好きな掌編です(アデラド・リーが綾波レイのモデルだという噂は本当なのかな)。
短編好きとしては最後の『きみは美しい瞳』もたまらないものがあります。
それでも充分すごいけど。
また暫く寝かせてから読みたい。
まっさらなひとたちがじわじわと心を動かしていくさまがひじょーにせつない
とても幻想的な世界が広がります。
『一角獣種』という人種が登場する、『X+Y』という短編がお気に入りです。
切ない感情と共に、これは私だ、と思ったことをすごくよく覚えています。
自分の中にある物事の良し悪しや、常識を激しく揺さぶってくる萩尾望都作品は、若かった私に、ままならない物事やファジーなままであり続けることなど、新しい価値観を植えつけたんだと思います。