A-A’ 萩尾望都 2025.12.14 惑星開発プロジェクトにやってきたアディは事故死した本体にかわり配属されたクローンだった…!宇宙を舞台に、変異種ゆえの悲哀と愛を描いた表題作はじめ「X+Y」「4/4カトルカース」の連作を含む全6編。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
萩尾望都『A-A’』読んだ。 読み終わりたくなかった。 SF多めの作品集。 “一角獣種”に関する物語が3作品収録。 (表題作A-A’と、その続編4/4と、X+Y) あと「ユニコーンの夢」と、「6月の声」、「きみは美しい瞳」。 私が古本屋で手に入れたこれ、想定ってかカバーが違うんだよな。通常と。 ----------------------------------- 一角獣種という神秘的な種族を描いてるが、物語の中ではアクセント的な役割。この必要だけど重要かといわれると難しいバランスを保てるのスゴイと思う。 ----------------------------------- 一番好きなのは「きみは美しい瞳」。夢鳥というキャラクターを通して、主人公等の想いが描かれ、自分の心と向き合ったり自分に絶望したりする。主人公のハプトが攻撃的なのは、傷つきやすいからなのだなと。整合性。 そして美しいものは更に遠く、この物語のラストに相応しい。これしかないと思える。
「一角獣種」と呼ばれる、特徴的な髪色をした登場人物たちが主役を務める短編作品6編を収録しています。 表題作「A-A’」は、惑星開発プロジェクトのメンバーだったアデラド・リーが事故で亡くなってしまい、彼女のクローンがあらたなメンバーとしてやってくる話です。アデラドの恋人だったレグ・ボーンは、クローンとなって帰ってきた彼女と打ち解けることができず苦しみますが、しだいに二人の心に変化が生じることになります。 「一角獣種」の登場人物たちはいずれも感情の動きを表面に出すことがすくなく、そうした彼らに戸惑いながら、自分自身の感情に駆られていく周囲の人びととの対照が印象的でした。
読んだのはこの文庫ではなく古い作品集の17巻なので、収録が少し異なる。 「A-A’」「4/4カトルカース」「X+Y」の一角獣種もののみ 久々に読み返してみた。深い。 「A-A’」は内容的には望都先生が何度か書いているテーマな感じで、心惹かれます。短いのに静かに深い。 が、この1981年の漫画を今読むと、クローンって方が気になる。 遺伝子・記憶を登録して、3年後に死亡すると直ぐに登録当時の年齢のクローンが現れる。 3年で16歳まで成長させれるっていうのがすごい。その後普通に成長できるんだろうし、オリジナルがいないのだから、オリジナルとして暮らせるんだろうし、、、、でも、なんつーか、う~ん、、、そこに引っかかって。いいとか悪いとかではなく、何と言うか、脳内会議が止まらない。 ま、主人公たちが陥るとまどいと同じだ。うん、実に深い!さすが望都先生! だからか、クローンの現れない同時収録の2作品の方が好きかも。 モリもトリルもタクトも可愛い。 トリルはまぁ、、、でも、同時収録してくれて救われる。 (自)
キューンって、すっごく切ない気持ちになった。ポーとかトーマの切なさとはまた違うくて…。作中に出てくる特殊な種族について文章で説明があるだけでなく、赤いたてがみをチャームポイントにすることで、孤独で危うくて情熱的なキャラを前面に押し出している。こんなに上手に読者に自分の持っているキャラコンセプトを伝えられる漫画家はそういないですよね。天才っているもんだなぁ
コメント
読み終わりたくなかった。
SF多めの作品集。
“一角獣種”に関する物語が3作品収録。
(表題作A-A’と、その続編4/4と、X+Y)
あと「ユニコーンの夢」と、「6月の声」、「きみは美しい瞳」。
私が古本屋で手に入れたこれ、想定ってかカバーが違うんだよな。
通常と。
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一角獣種という神秘的な種族を描いてるが、物語の中ではアクセント的な役割。
この必要だけど重要かといわれると難しいバランスを保てるのスゴイと思う。
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一番好きなのは「きみは美しい瞳」。
夢鳥というキャラクターを通して、主人公等の想いが描かれ、自分の心と向き合ったり自分に絶望したりする。
主人公のハプトが攻撃的なのは、傷つきやすいからなのだなと。
整合性。
そして美しいものは更に遠く、この物語のラストに相応しい。
これしかないと思える。
表題作「A-A’」は、惑星開発プロジェクトのメンバーだったアデラド・リーが事故で亡くなってしまい、彼女のクローンがあらたなメンバーとしてやってくる話です。
アデラドの恋人だったレグ・ボーンは、クローンとなって帰ってきた彼女と打ち解けることができず苦しみますが、しだいに二人の心に変化が生じることになります。
「一角獣種」の登場人物たちはいずれも感情の動きを表面に出すことがすくなく、そうした彼らに戸惑いながら、自分自身の感情に駆られていく周囲の人びととの対照が印象的でした。
「A-A’」「4/4カトルカース」「X+Y」の一角獣種もののみ
久々に読み返してみた。
深い。
「A-A’」は内容的には望都先生が何度か書いているテーマな感じで、心惹かれます。
短いのに静かに深い。
が、この1981年の漫画を今読むと、クローンって方が気になる。
遺伝子・記憶を登録して、3年後に死亡すると直ぐに登録当時の年齢のクローンが現れる。
3年で16歳まで成長させれるっていうのがすごい。
その後普通に成長できるんだろうし、オリジナルがいないのだから、オリジナルとして暮らせるんだろうし、、、、でも、なんつーか、う~ん、、、そこに引っかかって。
いいとか悪いとかではなく、何と言うか、脳内会議が止まらない。
ま、主人公たちが陥るとまどいと同じだ。
うん、実に深い!
さすが望都先生!
だからか、クローンの現れない同時収録の2作品の方が好きかも。
モリもトリルもタクトも可愛い。
トリルはまぁ、、、でも、同時収録してくれて救われる。
(自)
喋る事が少なくても、表情が無くても、ちゃんと感じている。
ポーとかトーマの切なさとはまた違うくて…。
作中に出てくる特殊な種族について文章で説明があるだけでなく、赤いたてがみをチャームポイントにすることで、孤独で危うくて情熱的なキャラを前面に押し出している。
こんなに上手に読者に自分の持っているキャラコンセプトを伝えられる漫画家はそういないですよね。
天才っているもんだなぁ