スター・レッド

太陽系第4惑星・火星。
赤い風の吹く星。
23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。
レッド・星(せい)。
火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。
しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。
火星と火星人の呪われた運命を救うため、銀河系の中心で少女が見たものは……。
萩尾望都が描く壮大なSF叙事詩。

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コメント

  1. user より:

    宇宙という広い世界の話、何年にもわたる人間の話、それぞれの登場人物個人の話、どれも良い感じに深くて考えさせられて、希望が持てたり切なかったり。

    最後は希望があるような感じだけど、エルグのことを思うと切なくなる話だった。

  2. user より:

    SFと女性性を美しく描き出した作品。

    宇宙は女性的。

    たくさんの自分の好きなSF作家がこの作品の影響を受けているだろうということを感じた。

    これが「少女コミック」に連載されていたということも、また時代なんだと感じる。

    女性の持つ力、男性には解らない神秘。

    だけど、男性から見ないと解らない力や、男性にこそ神秘に感じられる部分もあるのだろう。

  3. user より:

    文句なしに面白い。
    30年以上前に初めて読んだ時は、ラストに物足りなさを覚えたが、今回読み直して納得できた。
  4. user より:

    萩尾望都の思想が先進的で既存価値観から自由なことにほんとにびっくりする。
    これが50年近く前に描かれたのか。


    宇宙空間での永遠の孤独、意識と肉体の乖離や存在の定義、視覚と世界認識などなどSF 設定をとおして哲学が語られていて示唆がある。
    頭のいい人だったんだろうな。
    未来を現在に伝えようとするシーンはインターステラーの本棚のよう。
    ノーランの40年前にこれがあったのか。
    この漫画でギリシャ語の数字を覚えた。
    わたしの知識の大半は漫画からきてる
  5. user より:

    読み返すたびに圧倒される。
    思えば火星ものには惹かれてたくさん読んできた。
    『火星のプリンセス』から『火星の人』まで。
    多くの作品で描かれる「失われた火星」への郷愁が、故郷や子供時代を偲ぶ気持ちに重なるのかな。
    それでいうと、この作品はあまりにもそれに満ち満ちていて、つらいくらいだ。

    ところで『レッド・マーズ』の続編はいつ出るねん。
    10年以上待っとるけど、ていうか、出るんかい。

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