
太陽系第4惑星・火星。
赤い風の吹く星。
23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。
レッド・星(せい)。
火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。
しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。
火星と火星人の呪われた運命を救うため、銀河系の中心で少女が見たものは……。
萩尾望都が描く壮大なSF叙事詩。
萩尾望都
太陽系第4惑星・火星。
赤い風の吹く星。
23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。
レッド・星(せい)。
火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。
しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。
火星と火星人の呪われた運命を救うため、銀河系の中心で少女が見たものは……。
萩尾望都が描く壮大なSF叙事詩。
コメント
あの時代にこの完成度。
素晴らしい舞台背景・・。
秩序の中に切なさが垣間見えて・・。
「少女漫画」の枠を超えた、わたしの中の金字塔です。
30年以上前に初めて読んだ時は、ラストに物足りなさを覚えたが、今回読み直して納得できた。
火星人の持つ火星への適応とESPを恐れる地球人は火星人を排除しようとする。
異星人同士の消えぬ戦いとひそやかに生まれる新しい命。
エルグと星の恋がいつの日か成就せんことを。
最後は希望があるような感じだけど、エルグのことを思うと切なくなる話だった。
ようやく、です。
白い髪に赤い瞳の少女星(せい)は、忌むべき能力者を産み出すゆえに排斥された故郷、火星を想い続けてきた。
ある夜謎の青年エルグと出会ったときから運命が動き始める。
最後の、エルグの悲痛でせつない呼びかけが印象的でした。
(2005年09月19日読了)