光の海

とある海辺の町、寺の坊主・秀胤(しゅういん)は、住職の孫・光胤(こういん)の言動が何かと気に食わない。
明るく奔放で人気があり、住職の血を引く光胤には、かわいい恋人までいる。
いい加減なあいつばかりが、なぜ?…悶々(もんもん)とする秀胤だったが!
●収録作品/光の海/波の上の月/川面のファミリア/さよならスパンコール/水の国の住人

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コメント

  1. user より:

    小玉ユキのコミックス初買い。
    人魚をテーマにした短編5本立て。
    なんといっても一冊の単行本としての完成度の高さに驚く。
    どの話もよく練られていて、一話一話が宝物のよう。
    ファンタジー仕立てだけど、人魚にまつわる人たちの恋愛、家族、嫉妬、後悔、悲喜こもごも。
    絵も太目の線で丁寧に描かれた感じのする、変な癖のないさらっとした好感の持てる絵です。
    可愛くて好みです。
    最近完成度高い漫画描く方多くてびっくりしてしまいます。
    絵も話もこんなに上手い人がこんなに沢山いて、追っかけるのが大変です。
  2. user より:

    2009このマンガが凄い!
    女性部門一位の『坂道のアポロン』(現2巻)と同作者。

    世の中に普通に人魚がいるという設定で、”人魚”を中心にしたオムニバス作品。

    語り口があっさりしていて、非常に俯瞰的に物語が綴れ、好感が持てる。

    住み込みで働く秀胤は、豪快・快活な住職の孫と人魚を見守る『光の海』。
    人魚の秘めた恋に気が付いてしまう『波の上の月』など5編。

  3. user より:

    傑作!
     素晴らしい!

    ただのメルヘンではなく、ちょっぴり切ない童話のような、ノスタルジーという言葉がぴったりの甘酸っぱさがどの短編にもあり、表題作は特に良いが他もすべて良い◎

    海を見ると思い出しそうな1作。

  4. user より:

    人魚の住む海のある町が舞台。
    住職とその周辺の人々、女学生、結婚してしまう女友達、父子家庭の親子、海女だったお婆さんなど、人魚×人間の関わり合いを描いた作品です。
    出会えた喜び、別れの切なさ、それぞれが全部、1話の中にギュッと詰まってる。
    人魚というイメージが固定されたものを題材に、よくここまで話が膨らませることができるなあ、と感心。
    絵も語り口もあっさりしていて、読みやすい。
  5. user より:

    人魚が普通に生息する日本での短編5本。

    これは久々にやられました。
    短編が上手い作家なのは知っていたんですが、この本は特にいい。

    自分がこういう、現実世界にフィクションの存在が普通に紛れ込んでるって設定が好きだっていうのもあるんですが、人魚と人魚の周辺の人々の恋、嫉妬というものが嫌味なく描かれていて、読後感がとても気持ちいい。

    最後の話の主人公がおばあちゃんってのもいいなあ。

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