光の海

とある海辺の町、寺の坊主・秀胤(しゅういん)は、住職の孫・光胤(こういん)の言動が何かと気に食わない。
明るく奔放で人気があり、住職の血を引く光胤には、かわいい恋人までいる。
いい加減なあいつばかりが、なぜ?…悶々(もんもん)とする秀胤だったが!
●収録作品/光の海/波の上の月/川面のファミリア/さよならスパンコール/水の国の住人

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コメント

  1. user より:

    人魚が普通に生息する日本での短編5本。

    これは久々にやられました。
    短編が上手い作家なのは知っていたんですが、この本は特にいい。

    自分がこういう、現実世界にフィクションの存在が普通に紛れ込んでるって設定が好きだっていうのもあるんですが、人魚と人魚の周辺の人々の恋、嫉妬というものが嫌味なく描かれていて、読後感がとても気持ちいい。

    最後の話の主人公がおばあちゃんってのもいいなあ。

  2. user より:

    当たり前に「人魚」が日常に存在していて不思議な感じ。
    人魚にまつわる5つの短編が収録されていてそのどれもが切なくて温かい。
    「波の上の月」と「川面のファミリア」が特に好きでした。
    (2008/7/21)
  3. user より:

    小玉ユキさんの初めての単行本で人魚をテーマとした短編集です。
    初期の作品なので絵が多少拙いけれど、世界観はやはりしっかりと小玉ユキさん。
    どれも淡々としたお話ながらも切なさを感じます。
  4. user より:

    読んでて切なくさせられた。
    ほろっと切なさ滲み出る。
    ここのところ読むもの読むもの僕を切なくさせるのは何故なんだろうか、と困り果ててしまう。


    淡白な線なんだけど、物語自体は淡白ではなく、でも淡さはあって。
    ほんと、最近面白い漫画家がいっぱいいるなぁ。


    (07/12/18)
  5. user より:

    小玉ユキの初単行本。
    人魚にまつわる連作短編。

    彼女の人の機微を描く筆致は、日常の隣に続くようなファンタジーの夢を加えることで、清々しく広がる世界に羽ばたいていくような特別な力を持つのだ。

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